活動報告
2025年12月14日
活動報告歯科衛生士応援セミナー投資思考の衛生士になる」 ~自分のために働く”ってこういうことかもしれない~
**歯科衛生士応援セミナー***「投資思考の衛生士になる 」
~自分のために働く”ってこういうことかもしれない~
日時:10月19日(日)10:00~12:00
場所:ビッグハート出雲
コース名:リフレッシュコース
講師:Con-Fields代表 歯科経営コンサルタント
藤村 正寛先生
参加人数:合計35名〔会員 23名
会員外12名(歯科衛生士8名 歯科医師3名 学生1名)〕
本セミナーでは、歯科衛生士としての働き方を「投資と回収」という新たな視点から捉えることの重要性を学んだ。藤村先生は、「投資」とは単にお金のことではなく、自らの成長のために“時間”や“労力”をどう使うかという視点であり、歯科衛生士の仕事は「積み重ねによって価値を生み出す職業」として位置づけ、学びへの姿勢が将来のやりがいや成果に直結すると語られた。
日々の臨床に追われる中で、どうしても自己研鑽が後回しになりがちだが、「知識や技術を磨くことは、自分への投資であり、患者への最良の還元になる」と強調された。その言葉は、日常の中でひとつひとつの選択や行動を見直すきっかけとなった。
また、学びを“消費”で終わらせず、“資産”として蓄積することの大切さについてセミナーで得た知識をただ受け取るだけでなく、自身の考えや経験に照らし合わせて実践に活かすことで、初めて価値が生まれると示された。
さらに、藤村先生は「投資対象を改善する」という考え方を提示され、自らが勤務する医院の事業収入を高めるための提案や、通常業務以外の活動範囲を広げる努力、評価制度やインセンティブ制度の設計への関与など、主体的に職場環境をより良くしていく姿勢が求められることを挙げられた。
歯科衛生士としてのやりがいは、患者の変化や笑顔を支える中にある。その喜びを感じ続けるためにも、自己成長への投資を惜しまない姿勢が求められると感じた。
今回のセミナーは、歯科衛生士が自らの成長を“投資”として捉え、組織や地域全体の価値向上へとつなげていく第一歩となった。
【満足した理由について(アンケート結果抜粋)】
・投資対象としての自分のスキルアップや患者さんに寄り添う診療はできると思った。
・スタッフに対しての対応が参考になった。
・歯科医院と歯科衛生士のモチベーションの上がる内容だった。
・誰かの為に働くことを改めて考えられた。
・投資と回収を自分に置き換えてこれからもできることがあると思った。
・より良い診療所にする為に、改善点など具体的にスタッフで話し合いたい。
【報告者:岡本美代子】
