活動報告

2024年7月31日

活動報告★地域歯科保健研修会★

★地域歯科保健研修会★


演題:子ども食堂から見えてきた“食べられる”を支えるために
   ~歯科からのアプローチ~


講師:だんだんワンコイン子ども食堂代表
気まぐれ八百屋だんだん店主
歯科衛生士 近藤博子先生
日時:6月23日(日)12:55~15:00
場所:いきいきプラザ島根401研修室(ハイブリット研修)
コース名:リフレッシュコース
参加人数:合計54名(内訳)会員(21名) 
会員外(歯科衛生士2名  歯科医師1名  その他スタッフ・学生30名)

地域のニーズに応えられる歯科衛生士の育成と資質向上のため「令和6年度地域歯科保健研修会」を数年ぶりに開催した。悪天候のなか近藤先生には、東京より会場にお越しいただき、活動の様子がわかる写真スライドを数多く用いて、わかりやすくお話いただいた。
私たちが育った環境が当たり前ではなく、暮らしや社会が変化する中での「食」を通した「人」とのつながり、また地域での歯科衛生士としての関わり方について学ぶことができた。そして歯科衛生士という職業の幅の広さや素晴らしさを改めて知ることができた。
参加者の半数は学生であり、歯科衛生士としてのキャリアプランの参考になったのではないかと思う。
アンケートの回答では「普段診療所勤務なので口の中だけ診てしまいがちですが、改めて食の大切さを考えることができた」、「地域に根付いて活動を行っているところが素晴らしい」、「食事を通して色々な人と繋がったり、困っている人を見て見ぬふりをせずに助けようとしているところがすごい」との感想があった。
質疑応答では人との関わり方のポイントについてご教示いただいた。
歯科衛生士は診療室での予防業務だけでなく地域においても予防としての口腔健康管理に取り組むことが必要となってくるため、今後も地域歯科保健に関する研修会を継続的に企画していきたい。







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