活動報告

2021年5月12日

活動報告令和2年度 島根県在宅歯科医療推進対策事業歯科衛生士研修会「口腔機能管理について考える」

・日時:2021年2月7日(日) 10:00~12:30

・場所:いきいきプラザ島根 401号室

・コース名:特定コース 在宅歯科医療の基礎2単位

・講師名:吉川歯科クリニック 吉川 浩郎先生

・参加人数:32名(会員29名 会員外3名)


 コロナ禍の渦中ではあったが感染予防対策を徹底し、集合型にて研修会を開催した。参加者は、歯科診療所勤務が最も多く、各年代から参加していただいた。

 口腔清掃を含む、口腔環境の改善等の口腔衛生に関わる行為を「口腔衛生管理」、口腔の機能の回復及び維持・増進に関わる行為を「口腔機能管理」とし、この両者を含む行為は「口腔健康管理」と定義されている。これを踏まえた在宅歯科医療において、歯科専門職として、多職種から期待される技能である「口腔健康管理」の要点について学んだ。

 特に誤嚥性肺炎のリスク軽減を踏まえた口腔衛生管理としての考え方を理解するとともに、在宅歯科医療の現場に赴く際のスキルの一つとして活用できる「バイオフィルムの破壊(清掃の仕方)」と「不織布ガーゼを応用した直近での汚れの回収」は実際の動画を用いての説明で大変よく理解できた。

 アンケート結果から、全員が満足しており、約9割の者が本研修会の内容を勤務先等で活用できると回答している。また70%の者が在宅歯科医療へもっと関わりたいと回答した。

 「事例や映像を交えた講演で理解しやすかった」「日頃行っている口腔健康管理の重要性を改めて認識できた」「認知症の方、拒否のある方等に活用していきたい」「少しでも余生を笑顔で穏やかに過ごしていただきたい。その一助に関われたらと思う」など満足度や活用度が高い有意義な研修会であった。しかし、その一方で、「関わっていきたいが、知識不足のところがあり不安がある」等経験不足や自信がないとの意見もあった。

 身体状況から食べることが困難である場合にも、快適なお口で過ごすことは、最後まで人としての尊厳を保つことに繋がる。口腔健康管理の実際(実技)、施設側や多職種への口腔アプローチ方法等の研修会希望もあり、口腔健康管理についての研鑽を積み重ね、世の中の期待に応えていきたいと思う。


              




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