活動報告

2020年2月14日

活動報告多職種連携・協働による口腔ケア推進研修会in安来

・日時:11月10日(日) 10:00~12:30
・場所:安来中央交流センター
・コース名:在宅歯科医療の基礎 摂食嚥下療法の基礎技術 各1単位
・講師名:島根大学医学部歯科口腔外科学講座 
・助教・医局長 歯科衛生士 松田 悠平氏
・参加人数:40名(会員24名 会員外8名 他職種8名)

 今年で5年目となる本研修会を、未実施地区である安来地区にて開催した。
 講義では「往診」時には通常の診療よりも、患者さんへの危害等のリスクがより高くなるので、口腔ケアを安全に実施するためのリスク管理が重要であることを具体的にお話しいただいた。その中で強調されたことは、療養者と対面すると同時に第一印象(脈拍の確認、その間に顔色・表情・末梢皮膚の冷感・呼吸の仕方など)を評価することだった。リスク軽減と適切なケアが実施できるよう自分の心がけ次第でスキルアップを図ることができると思った。また口腔機能低下症の診断基準7項目についても、詳しい説明があり多職種間で共通理解ができた。
 基本的な口腔ケアを要介護者ご本人は勿論のこと、家族やケアに関わる支援者と協力しながらルーチンで実施することが最も大切である。私たち歯科衛生士には、誰にでも口腔ケアが提供できる技術を指導し、切れ目のない「口腔環境を整えていく役割」があるとも話された。
 演習では受講者がペアになり、リスク評価と流れを相互実習した。推奨される時間は全行程20分以内で終えること、そして常にヒヤリハットを考慮した予防策が必須であることが大切である。
 演習後、口腔ケアの最終ゴールは「療養者が自らの口腔に責任を持ち必要なキュアとケアを受け、セルフケアできるよう教育・指導すること」と締めくくられた。
 アンケート結果からも、すべての参加者が講演及び演習について「満足した」との回答だった。感想として「初めて知る内容も多く、今日からでも使える技術を知ることができた」「他者の口腔内の観察や口腔ケアを受ける側の気持ちを体感できた」とあった。また、「自分の職場でも活用できる」との回答も多く、満足度が高い有意義な研修会となった。歯科介入は多職種共通理解・協働のもとに行われる必要があり歯科衛生士も意識改革が必要と感じた。

















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