活動報告

2019年3月11日

活動報告多職種連携・協働による口腔ケア推進研修会in隠岐

・日時:2018年8月5日(日) 9:30~11:30

・場所:隠岐広域連合立隠岐病院 講堂
・コース名:臨床研修 摂食嚥下機能療法の基本技術
・演題:認知症の方が笑顔で楽しく暮らせるための口からの取り組み
            ~認知症対応型グループホームでの365日~
・講師名:株式会社ピュアライフ島根 グループホーム暖談
        歯科衛生士 日野 由喜氏
     (日本歯科衛生士会在宅療養指導・口腔機能管理認定歯科衛生士)
・参加人数:合計27名(内訳)会員9名
             他職種(介護職9名 看護師7名 行政2名)


 認知症対応型グループホームで、どのように口からアプローチし、利用者や職員が笑顔を絶やさず生活されているか、そして介護相談員派遣事業や今年4月に新設された口腔衛生管理体制加算の算定の実際も踏まえて詳しくお話しいただいた。介護職の方も多く参加され、参加者自身の施設との比較もでき、とてもわかりやすかったとの声が寄せられた。
 また、口腔清掃をする側とされる側に分かれて相互実習を行い、利用者様の立場での気持ちを体感するとともに、口腔内をどのように清掃すると気持ちよくできるのかを学び、すぐに実践活用できる実技を習得できた。口腔清掃する介助者側は、きれいにすることに一生懸命になりすぎてしまうことがあるが、できるだけ、ご自身にしてもらうことがリハビリや自立支援につながっていく。利用者様の尊厳を大切にし、利用者様目線のケアをすることが大事であることを学んだ。介護者側も利用者様任せにするのではなく仕上げみがきを行い口腔内の気持ち良さを体感してもらえるように、技術の習得や声掛けも大切だと思った。
 アンケートにて今後の口腔研修に何を求めるか聞いたところ「歯みがきを拒否する方への対応」「汚れを軽減する方法」「摂食嚥下機能訓練」という案をいただいた。また、、介護現場で歯科衛生士を必要とする声も多数あった。その声に少しでも応えられるように、歯科衛生士のスキルアップが必要である。
 介護の現場で働く職員の口腔ケアの重要性への理解やスキルに格差があるのが島根県の現状であると感じている。本研修会を開催していない地域での口腔ケアの普及や啓発、スキルの習得について今回の研修会で見えた課題を踏まえて次年度、開催していきたい。


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