活動報告
2026年3月26日
活動報告***令和7年度 在宅歯科医療推進対策事業*** 「患者のニーズに沿った安全で心地よい口腔ケアができる歯科衛生士を目指そう!!」
「患者のニーズに沿った安全で心地よい口腔ケアができる歯科衛生士を目指そう!!」
日時:3月1日(日)10:00~15:00
場所:石央文化ホール 小ホール
講師:ますい えつこ 先生
参加人数:合計 31名〔会員 16名
会員外 15名(歯科衛生士11名 歯科医師3名
その他スタッフ1名)〕
本セミナーは、在宅等における口腔健康管理に必要な知識及び専門的技術等の獲得を目的として実施した。実習を行いながら、都度疑問やわからない点を講師に質問することで解決しながら研修を進めた。
症例に合わせた口腔ケア時の吸引や含嗽方法、むせた時の対応、さとう式リンパケアのお話、食事摂取時のポジショニング、座位が傾いた時の介助の仕方、粘膜ブラシとオゾンナノバブル水を使うことにより短時間かつ心地よく口腔ケアができること等を実習を通して体感することができた。
口腔ケアは口の中だけでなく、呼吸や筋肉など全身の状態を診ることも必要であること、筋肉を緩めるためには「押さない!揉まない!引っ張らない!」ことが重要であることを学んだ。また、普段使用している歯磨剤や洗口剤、保湿ジェルには実は有毒性があることや診療でよく使用するレジン(特にフロー)については、歯肉に付着してしまうと組織が死んでしまうほどの毒性があることに驚きであった。口に使うものは安全、安心できるものを使用することが大切であることを再認識した。ブラッシング時の出血について、昔は「血が出ても磨きましょう」と伝えていたが、出血=臓器で感染が起きており、毒素が出ている状態なのでそのようには伝えない、と言われ古い情報はリセットし、アップデートの大切さを痛感した。
食事環境においては、食器やカトラリー選びも重要であり、試食を通して、食事介助の仕方、スプーンの大きさや厚みで違うこと等を実際に体験しながら学ぶことができた。
参加者同士の実習だけでなく、ますい先生から施術していただくことで実際のイメージを持つことができた。先生のご厚意により嚥下食の試食もでき、研修中や研修会後もたくさんの質問が寄せられ、参加者の学びへの意欲が感じられる大変充実した研修会となった。アンケートの結果では「まだまだますい先生のお話が聞きたい」「明日からの臨床に活かしたい」といった声も聞かれ、次年度に向けても検討していきたい。さとう式リンパケアの体操として紹介された「きらきら体操」「わくわく体操」など、楽しみながら学ぶ内容も多く、大変充実した研修会となった。 【報告者:吉田 一美】



